File No.12 1978年

トラムリビア

数字で見る荒川線。都電荒川線のトリビア大公開!

File No.12 1978年

かつて、東京さくらトラム(都電荒川線)は、運転手と車掌の2人で運行していました。車掌は、料金の収受、後ろ側のドアの開閉、車両後方の安全確認などを担い、運転手とコンビで運行を支える存在でした。現在の都電荒川線では、停留場を発車する際、後ろのドアが閉まると運転手が「チンチン」とベルを鳴らしますが、それは車掌が乗っていたころの名残。元々は、後ろのドアを閉めたことを運転士に知らせるため、車掌がベルを鳴らしていました。
しかし、1970年代に入ると省力化などを目的にワンマン化が検討され、1978(昭和53)年4月1日、全ての車両がワンマン運転になりました。ワンマン化に合わせて、車両を改修して車内の段差をなくすとともに、停留場のホームをかさ上げしてスムーズに乗り降りできるようにするなど、乗客の利便性も向上。ワンマン化を記念して「荒川線新装記念花電車」も運行されました。

遊びに来てね!

三ノ輪橋おもいで館
~都営交通案内所~

営業時間

10:00~18:00

(定休日は、毎週火・水曜、年末年始:12月29日から1月3日)

※火・水曜が祝日の場合は営業

サービス内容

①都営交通に関するご案内
②乗車券販売
③グッズ販売(都電、都営地下鉄、新交通、都バスグッズなど)

住所:荒川区南千住1-12-6
アクセス:三ノ輪橋停留場下車すぐ

発売する主な乗車券

①都電一日乗車券
②都営まるごときっぷ
③都電定期券

※PASMO・Suica等のIC乗車券は取り扱っておりません。