「BRÜCKE coffee」

都電で揺られるニシイズミユカの喫茶備忘録

趣味が喫茶店巡りのイラストレーター「ニシイズミユカ」さんに、その季節にぴったりのおすすめ喫茶店を紹介していただきます。

地域と文化をつなぐ
BRÜCKE coffeeでいただく特別な一杯

東京さくらトラムに揺られ向かったのは、小台停留場から徒歩9分、
隅田川と荒川の間に位置する「BRÜCKE coffee」。

店名の「BRÜCKE」はドイツ語で「橋」を意味し、
二つの川に囲まれた「立地」を意味するだけでなく、
「橋渡しのように、コーヒーを通して
さまざまな文化や人をつなぐキッカケを作りたい」
というオーナーの思いが込められています。

今回注文したのは、コロンビアの中煎りの豆を使用したまろやかな酸味のハンドドリップコーヒーとやさしい甘さとほろ苦さが調和した自家製プリン。

オーナーのこだわりのハンドドリップコーヒーは、
ブレンドせずシングルオリジンのみ。

「お客様が好みの一杯と出会えるように」というオーナーの思いで
7~8種類ほどあるコーヒー豆の中から、
浅煎りから中煎りのコーヒーを楽しむことができます。

「値段で選んでほしくないから」とコーヒーはすべて500円、
プリンを含む自家製のデザートは400円に価格が統一されており、
「どんなコーヒーを選べばいいかわからない…」という方でも気軽にコーヒーを楽しめるのもうれしい。

隅田川を眺め、爽やかな風を感じた後は「BRÜCKE coffee」で特別な一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか?

BRÜCKE coffee(ブリュッケコーヒー)

住所:足立区小台2-17-11
電話:非公開
営業時間:木曜・金曜15:00〜19:00、土曜・日曜13:00〜19:00
定休日:月曜~水曜(月曜が祝日の場合は営業)
アクセス:小台停留場から徒歩9分

ニシイズミユカ

「日常と服」の接点を探りながら、人物のイラストを中心に描く。テキスタイルとファッションデザイナーの経験を活かし、化粧品などのパッケージ、広告、似顔絵イベント等を手掛ける。喫茶店巡りが趣味。